湘南ベルマーレは24日、反町康治監督が今季限りで退任すると発表した。反町監督は2008年の北京五輪日本代表(U-23代表)監督を終えた後、2009年から古巣の湘南の監督に就任。初年度の09年にJ1復帰へ導いたが、1年で降格した。今季は1年でのJ1復帰を目指したが、現在13位と思うような成績を残せなかった。クラブ側は指導力を評価し、続投要請も視野に入れていたようだが、けじめをつけるために反町監督の方から辞任を申し出ていた。

　反町監督は「2009年より3年間チームの指揮を執らせていただき、サポーターの皆さんをはじめご支援いただいている多くの皆さんには、苦しい時も力強く支えていただきました。心より感謝しています。湘南ベルマーレのさらなる発展と地元に愛されるクラブとして飛躍することを期待しております。残されたリーグ戦2試合と天皇杯でひとつでも多く勝利し、集大成をみせられるように全力で臨みたいと思います」とコメントしている。

以下、プロフィール

●反町康治
■生年月日
1964年3月8日(47歳)
■出身地
埼玉県
■選手歴
79年-81年:清水東高
83年-86年:慶應義塾大
87年-92年:全日空サッカークラブ
92年-93年:横浜フリューゲルス
94年-97年:ベルマーレ平塚
■指導歴
01年-05年:新潟監督
※2004年J1昇格
06年7月-08年8月:U-21、U-23日本代表監督
※2008年8月U-23日本代表監督(北京五輪出場)
09年- 湘南監督
※2009年J1昇格

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