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湘南が岐阜に2発勝利でJ2唯一の開幕4連勝!!単独首位浮上

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[3.20 J2第4節 湘南2-1岐阜 BMWス]

 J2勢で唯一の開幕4連勝!! 湘南ベルマーレがホームでFC岐阜に2-1で勝利し、開幕4連勝を飾った。ともに開幕3連勝中だった水戸と甲府が今節で黒星を喫しため、単独首位に浮上した。一方の岐阜は開幕から4戦勝ちなし(2分2敗)となってしまった。

 前半13分、早くも湘南が先制に成功した。左サイドから仕掛けたMF高山薫がマイナスの折り返し。正面に詰めていたFW菊池大介のシュートは阻まれたが、ゴール右にいたFW馬場賢治がこぼれを流し込み、先制点。湘南が1-0とリードを奪った。

 対する岐阜もセットプレーからチャンスを演出。前半38分には右CKからMF廣田隆治がシュート。GK阿部伸行に止められるも、こぼれをPA左のMF井上平が拾ってシュートを放つ。しかし、大きく枠を外れた。湘南リードの1-0で前半を折り返した。

 後半に入り、互いにチャンスをつくるがゴール前での決定力を欠き、得点は生まれない。後半20分、湘南は3戦連発中のFW岩上祐三に代えて、FW古橋達弥をピッチへ送る。しかし、なかなか流れを変えることはできず。時間だけが過ぎていった。

 だが後半30分、セットプレーから待望の追加点が生まれた。湘南の右CKをファーサイドのMF永木亮太が身体に当てて落とす。こぼれを拾ったDF大野和成がももに当てて、左足でのトラップから前進。左足で放ったシュートがゴールネットを揺らした。今季から加入の大野のプロ初ゴールで2点差に広げた。

 終了間際のロスタイム3分にはDF池田昇平の右クロスにFW樋口寛規に飛び込まれると、1失点。10年度選手権得点王の樋口にプロ初ゴールを許し、失点を喫した。それでも逃げ切った湘南が2-1の勝利。開幕4連勝を飾った。

 試合後、今季から指揮を執る湘南の曹貴裁監督は首位浮上にも「順位や4連勝というのは関係なく、地に足をつけて戦っていきたい」と勝って兜の緒を締めた。

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