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横浜FMとドローの新潟は敗退…鹿島のGL突破が決まる

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[6.9 ナビスコ杯B組第6節 横浜FM0-0新潟 ニッパ球]

 グループリーグ突破へ望みをかけるアルビレックス新潟はすでに敗退の決まっている横浜F・マリノスと対戦した。引き分け以下で敗退が決まるため、なんとしても勝利の欲しい一戦だったが互いにゴールが生まれずに、0-0で試合は終了。この結果により、新潟のグループリーグ敗退が決定。今節試合のなかった鹿島のグループ2位以内が確定し、決勝トーナメント進出が決まった。

 試合のなかった前節で敗退が決まってしまった横浜FMが立ち上がりから意地をみせる。前半8分にはMF兵藤慎剛の縦パスにFW大黒将志が抜け出す。DFにカットされてボールを失うが、こぼれが前線へ走り込んでいたFWマルキーニョスの足元へ。マルキーニョスの右足シュートはわずかにポスト左へ外れた。同12分にはPA左からドリブルで仕掛けたMF齋藤学が自らシュート。惜しくも決まらず。0-0で時間は進む。

 前半23分には新潟にアクシデント。序盤から積極的な仕掛けでチャンスをつくっていたMF木暮郁哉がMF富澤清太郎のボールを奪おうとしたところで左膝を痛めてしまう。プレーを続けることはできず。そのまま負傷交代となってしまった。代わってMF田中亜土夢がピッチへ送られた。攻撃ではなかなかチャンスをつくることができない。MF本間勲のミドルシュートは枠を捉えたがGK飯倉大樹の好セーブに阻まれた。

 前半36分には横浜FMがセットプレーから決定機。左サイド遠目の位置からマルキーニョスが直接狙う。このシュートは枠内を捉えたがGK東口順昭に止められた。互いに得点は生まれずに0-0で前半を折り返した。 

 後半に入ってもスコアは動かない。新潟は後半7分に2枚目の交代カードを切り、MF藤田征也に代わって、MF小谷野顕治を投入。同24分にはFW平井将生に代えて、FWブルーノ・ロペスがピッチへ送られた。なんとか得点を奪おうと奮闘するが1点が遠い。FW鈴木武蔵が持ち前のドリブルで仕掛けたがシュートまで持ち込めなかった。

 対する横浜FMは後半28分に最初の交代。マルキーニョスと比嘉祐介に代わり、FW小野裕二とMF谷口博之をピッチへ送る。兵藤が果敢にシュートを狙うが枠を捉えることはできず。流れを変えようと後半41分にはDF小林祐三に代えて、MF熊谷アンドリューが出場した。後半42分には齋藤が自ら仕掛けてシュートを放つもGKに止められる。3分間のロスタイムでも得点は生まれず。0-0で試合は終了し、新潟の敗退が決まった。

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