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ニューヒーロー賞はG大阪FW宇佐美貴史に決定「まだまだ若手であることを再確認」

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 今年度のナビスコ杯ニューヒーロー賞を、ガンバ大阪FW宇佐美貴史が受賞することで決まった。同選手には賞金50万円のほか、クリスタルオーナメント、ヤマザキナビスコ製品1年分が贈呈される。

 ニューヒーロー賞は大会開幕時に23歳以下の選手が受賞対象となっており、準決勝までの各試合会場における報道関係者の投票をもとに、Jリーグチェアマンを含む選考委員会において決定する。

 選考委員会は宇佐美を選出した経緯について、「予選リーグは、6試合中2試合の出場にとどまったが、決勝トーナメントは全試合出場し、合計6試合出場5得点の活躍でチームの決勝進出に大きく貢献した。予選リーグ第5節では、決勝トーナメント進出を呼び寄せる2得点の活躍。準々決勝、準決勝でもコンスタントに得点やアシストを決め、得点ランキング3位となる5得点を獲得している点がメディアの注目を集めた。G大阪の育成組織に所属していた頃から上の年代で日本代表に選出され、高校2年時にクラブ史上初となる飛び級でトップチームに昇格。昨季Jリーグに復帰してからは、好調なチームの要としてなくてはならない存在となっている」と説明している。

 宇佐美は「このような賞をいただき、僕自身まだまだ若手であり、今後大きな未来が広がっていることを再認識することができた。この先も自信を持ってチャレンジしていきたい。受賞にあたっては、チームメイトや監督、コーチ、スタッフ、サポーターなど皆様の助けがあった。本当に感謝したい」とコメントしている。

 ナビスコ杯の決勝戦は11月8日、宇佐美の所属するガンバ大阪とサンフレッチェ広島が埼玉スタジアムで対戦する。

以下、歴代受賞者
※96年は2選手が選出

96年:名波浩(磐田)、斉藤俊秀(清水)
97年:三浦淳宏(横浜F)
98年:高原直泰(磐田)
99年:佐藤由紀彦(F東京)
00年:鈴木隆行(鹿島)
01年:曽ヶ端準(鹿島)
02年:坪井慶介(浦和)
03年:田中達也(浦和)
04年:長谷部誠(浦和)
05年:阿部勇樹(千葉)
06年:谷口博之(川崎F)
07年:安田理大(G大阪)
08年:金崎夢生(大分)
09年:米本拓司(F東京)
10年:高萩洋次郎(広島)
11年:原口元気(浦和)
12年:石毛秀樹(清水)
13年:齋藤学(横浜FM)

※所属は当時のもの

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