横浜FMが4発逆転で先勝!神戸にAG2発許すもシーソーゲーム制す
[6.2 ルヴァン杯PO第1戦 横浜FM4-2神戸 ニッパツ]
ルヴァン杯プレーオフステージ第1節が2日に行われ、横浜F・マリノスがホームでヴィッセル神戸に4-2で先勝した。第2戦はノエビアスタジアム神戸で9日に行う。
J1リーグ戦はW杯による中断期間に入ったが、ルヴァン杯のプレーオフステージは6月中に消化することになっている。8チームで決勝トーナメントへの4つの椅子をかけた戦いになる。
横浜FMはDFミロシュ・デゲネクがオーストラリア代表候補に選出されている。グループステージでは出場のなかったDF中澤佑二とDF山中亮輔が今大会初めて先発した。
神戸はGKキム・スンギュが韓国代表に選出。ゴールマウスはGK前川黛也が守った。DF渡部博文、MF三田啓貴、MF田中順也が今大会初スタメン。MFアンドレス・イニエスタの加入によって背番号変更となった三田は、背番号7で初めて試合に臨んだ。
なお規定により21歳以下の選手を先発で起用しないといけないが、横浜FMはMF山田康太(18)、神戸はMF郷家友太(18)で条件をクリアした。[スタメン&布陣はコチラ]
前半から点が入る展開になった。先制は神戸。前半8分、右サイドでFKを獲得すると、MF藤田直之がゴール前に浮き球を供給。FWウェリントンが頭で合わせて、スコアを動かす。
しかし横浜FMも前半24分、カウンターから同点弾を生み出す。左サイドから山中がDFの裏にスルーパスを通すと、オフサイドトラップを掻い潜って斜めに走り込んで抜け出したFW大津祐樹が倒れ込みながらGKとの1対1を制してゴールネットを揺らす。
さらに横浜FMは前半29分、山中の浮き球パスでゴール前に抜け出したFW仲川輝人がワンタッチで合わせて流し込もうとするが、これは前川にキャッチされる。
しかし直後の前半30分、右サイドでボールを拾った仲川は、DFティーラトン、DF北本久仁衛をドリブルで外す。最後はDF高橋峻希のブロックより先に左足を振り抜き、逆転弾を決めた。
だが後半に入ると神戸も反撃。10分、左サイドでFKを獲得すると、藤田のクロスがファーサイドにいた渡邉の頭にピタリ。セットプレーから神戸が試合を振り出しに戻した。
同点とされた横浜FMは後半14分にFWオリヴィエ・ブマルに代えてFWユン・イルロク、同20分に山田を下げてFWウーゴ・ヴィエイラを投入する。
後半21分にMF天野純が打ったミドルはわずかに右に外れた横浜FMだが、同25分、右サイド深くに抜け出した仲川がマイナスに折り返すと、ゴール中央から天野が右足で流し込み、再び勝ち越しに成功した。
さらに後半30分、ウーゴ・ヴィエイラが強引なドリブルでゴール前に侵入。左隅を狙った浮き球シュートを蹴るが、惜しくもポスト。しかしカバーに入った北本がクリアしきれず押し込んでしまう。横浜FMはオウンゴールによってリードを広げた。
終盤は神戸がFWハーフナー・マイクを投入して攻撃力を増強。横浜FMはDF栗原勇蔵を投入することでリードを守りに行く。そしてスコアはこのまま動かず、横浜FMが“前半90分”を4-2で終えた。
(取材・文 児玉幸洋)
●ルヴァン杯2018特設ページ
ルヴァン杯プレーオフステージ第1節が2日に行われ、横浜F・マリノスがホームでヴィッセル神戸に4-2で先勝した。第2戦はノエビアスタジアム神戸で9日に行う。
J1リーグ戦はW杯による中断期間に入ったが、ルヴァン杯のプレーオフステージは6月中に消化することになっている。8チームで決勝トーナメントへの4つの椅子をかけた戦いになる。
横浜FMはDFミロシュ・デゲネクがオーストラリア代表候補に選出されている。グループステージでは出場のなかったDF中澤佑二とDF山中亮輔が今大会初めて先発した。
神戸はGKキム・スンギュが韓国代表に選出。ゴールマウスはGK前川黛也が守った。DF渡部博文、MF三田啓貴、MF田中順也が今大会初スタメン。MFアンドレス・イニエスタの加入によって背番号変更となった三田は、背番号7で初めて試合に臨んだ。
なお規定により21歳以下の選手を先発で起用しないといけないが、横浜FMはMF山田康太(18)、神戸はMF郷家友太(18)で条件をクリアした。[スタメン&布陣はコチラ]
前半から点が入る展開になった。先制は神戸。前半8分、右サイドでFKを獲得すると、MF藤田直之がゴール前に浮き球を供給。FWウェリントンが頭で合わせて、スコアを動かす。
しかし横浜FMも前半24分、カウンターから同点弾を生み出す。左サイドから山中がDFの裏にスルーパスを通すと、オフサイドトラップを掻い潜って斜めに走り込んで抜け出したFW大津祐樹が倒れ込みながらGKとの1対1を制してゴールネットを揺らす。
さらに横浜FMは前半29分、山中の浮き球パスでゴール前に抜け出したFW仲川輝人がワンタッチで合わせて流し込もうとするが、これは前川にキャッチされる。
しかし直後の前半30分、右サイドでボールを拾った仲川は、DFティーラトン、DF北本久仁衛をドリブルで外す。最後はDF高橋峻希のブロックより先に左足を振り抜き、逆転弾を決めた。
だが後半に入ると神戸も反撃。10分、左サイドでFKを獲得すると、藤田のクロスがファーサイドにいた渡邉の頭にピタリ。セットプレーから神戸が試合を振り出しに戻した。
同点とされた横浜FMは後半14分にFWオリヴィエ・ブマルに代えてFWユン・イルロク、同20分に山田を下げてFWウーゴ・ヴィエイラを投入する。
後半21分にMF天野純が打ったミドルはわずかに右に外れた横浜FMだが、同25分、右サイド深くに抜け出した仲川がマイナスに折り返すと、ゴール中央から天野が右足で流し込み、再び勝ち越しに成功した。
さらに後半30分、ウーゴ・ヴィエイラが強引なドリブルでゴール前に侵入。左隅を狙った浮き球シュートを蹴るが、惜しくもポスト。しかしカバーに入った北本がクリアしきれず押し込んでしまう。横浜FMはオウンゴールによってリードを広げた。
終盤は神戸がFWハーフナー・マイクを投入して攻撃力を増強。横浜FMはDF栗原勇蔵を投入することでリードを守りに行く。そしてスコアはこのまま動かず、横浜FMが“前半90分”を4-2で終えた。
(取材・文 児玉幸洋)
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