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札幌が22年ぶり8強入り!前半序盤のA・ロペス&鈴木弾で磐田連破

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PKを決めたアンデルソン・ロペス

[6.26 ルヴァン杯PO第2戦 札幌2-1磐田 札幌厚別]

 ルヴァン杯は26日、プレーオフステージ第2戦を行った。札幌厚別公園競技場では北海道コンサドーレ札幌ジュビロ磐田が対戦。序盤に2ゴールを奪った札幌が2-1で勝利をおさめ、2戦合計4-2で1997年大会以来22年ぶりの8強入りを果たした。

 19日にヤマハスタジアムで行われた第1戦を2-1で先勝した札幌。その試合から先発4人を入れ替え、DF進藤亮佑とDFキム・ミンテ、DF福森晃斗、FW鈴木武蔵を起用した。一方、磐田は3人を変更。DF大南拓磨とDF森下俊、MFアダイウトンが先発に名を連ねた。

 入りが良かったのは磐田だったが、スコアを動かしたのは札幌だった。前半5分、右サイドを突破したMF早坂良太がグラウンダーのクロスを送り、PA右でMFアンデルソン・ロペスが足もとにおさめ、中央へ折り返す。これを鈴木が右足で合わせると、相手に当たりながらもゴール右に吸い込まれ、先制に成功した。

 2戦合計3-1とリードを広げた札幌。前半9分、カウンターからPA左に進入した鈴木の折り返しがDF森下俊の手に当たってPKを獲得する。これをキッカーのA・ロペスが落ち着いてゴール左に沈めて2-0。19分にはDF進藤亮佑の縦パスを受けたA・ロペスが華麗なターンで前を向き、DF藤田義明に倒されて再びPKを獲得。今度はMF岩崎悠人がキッカーを務めたが、渾身の右足シュートは右ポストを叩いた。

 すると、磐田は前半21分にMF早坂良太のハンドでPKを得る。これをFWロドリゲスが右足で蹴り込み、1-2と1点を返した。35分には、スルーパスに反応したMFアダイウトンが抜け出し、相手に体を寄せられながらもPA内からシュートを放つ。しかし、GK菅野孝憲の好セーブに阻まれ、前半を1点ビハインドで終えた。

 後半は互いに攻守の切り替えが早く、見応え十分な試合に。札幌は後半14分、鈴木が左サイドで縦に仕掛け、相手の股を抜いてカットイン。PA左から右足を振り抜くが惜しくも枠を外れてしまう。対する磐田は16分、PA手前からロドリゲスが強烈なシュートを放つ。GK菅野が弾いたボールにアダイウトンが反応したが、同点ゴールとはならなかった。

 まずは1点を返したい磐田。後半19分にMF荒木大吾、30分にMF森谷賢太郎、そして33分にはFW中山仁斗を投入。攻勢を強めた。38分には、ロドリゲスが相手をかわしてペナルティーアーク手前から右足を一閃。気持ちの入ったシュートは惜しくも左ポストを叩き、流れの中からゴールネットを揺らすことができなかった。

 試合は2-1のままタイムアップ。札幌が2戦合計4-2で準々決勝進出を決めた。なお、準々決勝は第1戦を9月4日、第2戦を同8日に行われる。

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