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来日初タイトル誓う札幌MFチャナティップ「集中力と我慢」

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雨中のトレーニングに挑むMFチャナティップ

 クラブに新たな歴史を刻み、来日初タイトルを奪取する。ルヴァンカップ決勝を翌日に控えた25日、北海道コンサドーレ札幌は降雨の中、約1時間のトレーニングを消化。取材陣に応じたMFチャナティップは「歴史に名を刻みたい」と闘志を燃やした。

 2017年夏、ムアントン・ユナイテッドから札幌に期限付き移籍で加入し、初のタイ人Jリーガーとして存在感を示してきた。母国では大舞台を経験してきただけに、初のルヴァン杯ファイナルを前にも「プレッシャーは特にない」と言い切り、「勝利にこだわるプレーを見せたい」とタイトルを見据えた。

 10月4日のJ1第28節G大阪戦のスタメンに入ったが、ウォーミングアップ中に負傷し、タイ代表を辞退。トレーニングに復帰しているが、現在のコンディションを聞かれると、「分からない」と話すにとどめた。一方、前日練習に参加しなかった主将DF宮澤裕樹は欠場が見込まれ、「明日は出られない選手のためにもしっかり戦って、チームとして優勝したい」と気合十分に語った。

 チームはペドロヴィチ監督の下、攻撃サッカーを掲げ、躍進を遂げてきた。ファイナルで対戦するのは同じく攻撃的なスタイルでリーグ2連覇を達成した王者川崎F。「相手を上回るには2つポイントがある。集中力と我慢」と指摘したチャナティップは「フロンターレも試合の中では少なくてもミスが出る。そのミスからカウンターを狙う」と決戦のイメージを膨らませた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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