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アラーノ&エヴェラウド弾の鹿島がルヴァン杯準々決勝へ! 清水は先制も屈す…味方同士の交錯で交代も

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MFファン アラーノが値千金のゴール

[6.6 ルヴァン杯PO第2戦 鹿島2-1清水 カシマ]

 ルヴァンカップは6日にプレーオフステージ第2戦を行った。鹿島アントラーズ清水エスパルスの対戦は、鹿島が2ー1で勝利。第1戦も1ー0で勝利しているため、2試合合計3ー1で準々決勝に駒を進めた。

 第1戦は鹿島がアウェーゴールを奪って先勝。第2戦では、本拠地カシマスタジアムに清水を迎えた。最初にチャンスを決めたのは清水。MF中村慶太とFWディサロ燦シルヴァーノの連携でボールを奪いと、ディサロが前線にスルーパス。反応したFWチアゴ・サンタナがPA右からニアサイドに右足シュートを放ち、ゴールに突き刺した。

 第1戦と合わせて1ー1と試合を振り出しに戻した清水。勢いに乗りたいところだったが、前半37分にアクシデントが起きる。中村とDF鈴木義宜がハイボールを処理するときに交錯。互いに強打したため、プレー続行不可能となり、MF河井陽介とDF立田悠悟が途中投入された。

 鹿島は前半終了間際、相手の隙を突く。前半45分、相手の後方からのロングボールをDF永戸勝也がヘッド。最前線で送ると、FWエヴェラウドが頭を使ったポストプレーで落とす。最後はMFファン アラーノが、飛び出してきたGK永井堅梧をかわすようにループシュートを放ち、無人のゴールに流し込んだ。

 前半は鹿島が2ー1のリードで折り返す。後半7分過ぎにはエヴェラウドが立て続けにヘディングシュートで清水ゴールを脅かすが、GK永井のセーブに阻まれた。

 しかし、エヴェラウドの奮闘は後半26分に結実する。DF常本佳吾のスローインを受けたMFディエゴ・ピトゥカが右サイドを突破。大きくクロスを送ると、ファーサイドのエヴェラウドがワンタッチで押し込んだ。

 2試合合計1ー3と点差を広げられた清水は、より攻勢を強める。サンタナを中心に何度も鹿島ゴールに迫るが、決定的な場面は来なかった。

 試合はそのまま終了し、鹿島が2ー1で勝利。2試合合計3ー1で準々決勝進出を決めた。

●ルヴァン杯2021特設ページ

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