beacon

名古屋が10年ぶりルヴァン杯4強! 稲垣が先制、柿谷負傷も途中出場シュヴィルツォクがダメ押し弾で鹿島撃破

このエントリーをはてなブックマークに追加

名古屋がベスト4へ

[9.5 ルヴァン杯準々決勝第2戦 鹿島0-2名古屋 カシマ]

 ルヴァンカップは5日に準々決勝第2戦を行った。鹿島アントラーズ名古屋グランパスが対戦し、名古屋はMF稲垣祥とFWシュヴィルツォクが得点を挙げ、2-0で勝利。2試合合計で4-0となり、10年ぶりの準決勝進出を決めた。

 第1戦は名古屋が2-0で先勝。FW柿谷曜一朗と稲垣が得点を決め、ホームで白星を掴んだ。一方、鹿島は2点差をつけられて敗戦。逆転で準決勝に進出するためには、2得点以上を奪って勝利しなければいけない。

 後がない鹿島は序盤から猛攻を仕掛ける。絶好調の19歳MF荒木遼太郎が縦パスを受け、反転から右足シュートを放つが、ゴール右ポストに直撃。DF永戸勝也やFW上田綺世もチャンスを作るが、ゴールラインを割ることはできない。

 すると、名古屋が相手の前傾姿勢の隙を突く。前半22分、DFキム・ミンテが最後方からロングフィード。右サイドのFWマテウスが収め、PA右でボールをキープし、マイナス方向にパスを出す。走り込んだ稲垣が右足でダイレクトシュートを放つと、MF三竿健斗のスライディングブロックに当たりながら、ボールはゴール左に吸い込まれた。

 優位に立つ名古屋だが、前半25分にアクシデント。柿谷が脇腹を痛め、いったんピッチを外れる。再びピッチに入るが、自ら倒れ込んで交代を要求。シュヴィルツォクと交代した。

 最低でも4得点を奪わなければいけない鹿島はより攻勢を強める。荒木を中心に攻撃を展開させるが、前半は0-1のまま折り返した。ハーフタイムで2枚の交代カードを切り、MF和泉竜司とDF林尚輝が下がり、FWエヴェラウドとMF遠藤康が入った。

 名古屋も2人を交代させる。後半7分にMF長澤和輝とDF木本恭生に代えて、DF森下龍矢とMF米本拓司を投入。すると、一気に攻撃が加速していく。森下とFW前田直輝が右サイドから何度も縦に突破を見せ、チャンスを創出する。

 そして、名古屋がダメを押す。後半12分、前田が右サイドライン際を一気に突破。食い込みながら左足でクロスを上げると、ファーサイドのシュヴィルツォクが冷静にトラップ。そのままゴールに流し込み、2-0と点差を広げた。これで2試合合計4-0となった。

 それでも追う鹿島は後半15分にDF犬飼智也を下げてDF安西幸輝を、FW土居聖真に代えてMFアルトゥール・カイキを入れる。少しずつ流れを引き寄せ、上田が絶好機からシュートを放つが、クロスバーを直撃する。同38分にはカイキが右足でロングシュート。しかしGKランゲラックの好セーブに阻まれた。

 鹿島は2試合ともに無得点で試合終了。名古屋が2-0で守り切り、2試合合計4-0でベスト4進出を決めた。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●ルヴァン杯2021特設ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP