第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」サッカー競技少年男子の部は6日、決勝を行った。神奈川県が青森県に2-1で勝利。17年以来8回目の優勝を果たした。

　CB山中大輝(川崎フロンターレU-18、1年=川崎フロンターレU-15出身)は全4試合でフル出場。チームが劣勢の時間帯など随所で好守を見せ、攻撃面でも成長を認められる動きを見せた。その山中が優勝の喜びや今後への意気込みについて語った。

―日本一になった感想は?
「(決勝は)みんなで一致団結してロングスローとか、CKとか声を掛け合いながら、自分たちの守備から攻撃に移れて、1点目なんか良い形でクロスが入って(望月)耕平が決めてくれたので良い試合になったと思います」

―国体で出来たこと、出来なかったことは?
「今回の大会を通して自分が出来たことは守備の部分で、みんなに声を掛けたり、1対1の部分で強度激しく行ってボールを奪えたりなど、守備で貢献できたことが良かったと思います。出来なかったことはビルドアップの部分でちょっとした立ち位置とか、そういうところをコーチとかに言われていたので、立ち位置の部分をもっとビビらずにもっと前にポジションを取ってビルドアップできたなと思っています」

―今後への意気込みを教えて下さい。
「今後はこの国体での経験を活かして、それを自チームに持ち帰って、プレミアリーグなどに絡めて行けたら良いなと思っています」

(取材・文　吉田太郎)

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