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[国体少年男子]決勝で先制ヘッド!4戦連発の神奈川県FW望月耕平が大会得点王に

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前半9分、神奈川県FW望月耕平(横浜F・マリノスユース、1年)が先制ゴール。4試合連続ゴールで大会得点王に輝いた。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[10.6 国体少年男子決勝 青森県 1-2 神奈川県 真岡市総合運動公園 陸上競技場]

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」少年男子の部は6日、3位決定戦と決勝戦を行い、全日程を終了した。決勝で先制ヘッドを決めた神奈川県FW望月耕平(横浜F・マリノスユース、1年=横浜F・マリノスジュニアユース追浜出身)が全4試合でゴール。計4得点で大会得点王に輝いた。

 優勝した神奈川の10番を背負った望月は、トップ下の位置で抜群のスキルを発揮。巧みな身のこなしでボールを収め、相手が準備する前にドリブル、パスでゴールへ向かい、チャンスメークの部分でもチームに貢献した。

 初戦(対広島県)ではゴール前のこぼれ球からチーム3点目を奪い、東京都戦では右クロスから同点ヘッド。準決勝の大阪府戦では抜け出しから追加点を挙げた。そして、単独得点王の懸かった決勝では再びヘディングで貴重なゴール。ゴールへの強い気持ちを結果に結びつけた。

「今大会、自分、ヘディングで2点獲っていますけれども、元々ヘディングが得意な訳ではなくて、とにかくチームの気持ちを背負った上で獲れたヘディングで、とても気持ちの込もった点だったと思っています」

 決勝の得点で単独得点王に。その望月は「チーム(横浜FMユース)ではまた必ず強い強度でやっていかないといけないので、切り替えて、もっと代表の方にも係わっていけるように頑張っていきたい」。今夏、U-16日本代表に選出されている国体得点王は、より高いレベルの戦いで結果を残し、再び代表入りを果たす。

以下、得点ランキング上位
【得点ランキング】
1位:4得点
望月耕平(神奈川県)
2位:3得点
畑山聖那 (北海道)
藤井龍也 (大阪府)
4位:2得点
山口元幹 (青森県)
揚石琉生 (栃木県)
加治佐海 (神奈川県)
埜口怜乃 (神奈川県)
野村塁生 (新潟県)
宮地陸翔(京都府)
前田一翔 (福岡県)
(取材・文 吉田太郎)
●第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」特集

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