beacon

「東京五輪から多くの教訓を学ぶ」カタールW杯最高委員会ディレクターが語る…

このエントリーをはてなブックマークに追加

 多くの点で、新型コロナウイルスによるパンデミックは、複数のスポーツイベントに大きな影響を与えた。ウィンブルドンやEURO2020、東京オリンピックも延期となった。

 また、2年後に開幕するカタールでの2022年ワールドカップなど、近々開催されるイベントの準備にも、大きな影響を与える。だが、ワールドカップのインフラ整備を担当する組織である最高委員会(SC)は、これらの課題をしっかりと受け止め、前進を妨げることはなさそうだ。

 SCのエグゼクティブ・コミュニケーション・ディレクターであるファトマ・アル・ヌアイミ氏は、回復力と適応力に優れていることが、ワールドカップを予定通りに開催することに役立つと話している。

「コロナに関しては、非常に不確実なことが多いですが、安全手順を考えている。政府のプロトコルを遵守し、作業に影響が出ないようにしてきた。パンデミックが発生したとき、今年の計画にいくつかの変更を加えた。それはいくつかのことを保留にしたが、私たちは順応性と革新性を持って、進捗状況を伝えるための新しい方法を見つけて、まだこの大会についてファンを興奮させるようにしている」

 東京オリンピックは2020年から2021年に延期。パンデミック後では、最初の世界的なイベントとなるため、アル・ヌアイミ氏は日本の関係者と協議を行っていると明かした。

「私たちは大きなイベントが開催されるたびに、様々な連盟やサッカー組織委員会との調整を行い、彼らが主催することで得た多くの教訓を実際に学び、適応させるようにしている。ロンドン五輪からブラジルやロシアワールドカップ(2014年と2018年)までね。来年のために確かに、我々は東京オリンピックから学ぼうとしている。私は多くの教訓を学び、ワールドカップを開催する前に日本から得られる多くの提供があると考えている」
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP