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[CL]「自分もあのように」「adidas UEFA Young Champions」の“日本代表”たちもレアル逆転劇に大興奮!

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 5対5のミニゲーム形式でブラジルなどと優勝を争った「adidas UEFA Young Champions 2014世界大会」で3位に入った“日本代表”の中学生6選手が24日、リスボン(ポルトガル)のエスタディオ・ダ・ルスで開催された欧州CL決勝のレアル・マドリー対アトレティコ・マドリー戦を元日本代表DF宮本恒靖監督とともに観戦。試合終了間際の劇的な同点劇、そして延長後半の3発でレアル・マドリーが制した決勝に大興奮していた。

 レアル・マドリーのユニフォームをまとって会場入りした彼らはレアルサポーターから次々とハイタッチを求められ、当初はやや照れながらだったが、満面の笑みで応えていた。その後女性スタッフに記念撮影を求めるなど、楽しみながら待った試合。6万人超の観衆で埋め尽くされたスタンドに興奮し、ピッチ上で繰り広げられる熱戦、球際の激しさにまた興奮していた。

 レアルのユニフォームをまとい、レアルサイドのスタンドで試合を見つめていたため、0-1で進む状況にやや不安げな表情を見せていたが、後半アディショナルタイムにCBセルヒオ・ラモスが決めた同点ゴールに立ち上がって大喜び。そして延長後半に3ゴールを決めたレアルの底力に歓声を挙げていた。

 試合後のセレモニーを立ちっぱなしで見つめていた選手たち。薮井大和(Jフィールド岡山FC)は「女子の決勝も凄ったけれど、男子は球際の激しさとか凄く迫力があった。レアルは負けそうだったけれど、最後まで諦めずに取った1点に感動した」と語り、野寄和哉(CAグランロッサ)は「この凄いスタジアムで、あんな選手たちが見れて、自分のためになったと思う。球際の激しいプレー、熱い心などが見れた。自分もあのようになりたいと思いました」と将来への想いを強めていた。ポルトガルでの全日程を終えた選手たちは25日早朝にポルトガルを出発し、帰国。それぞれのチームに戻り、次の目標へ向けて新たなスタートを切る。

[写真]延長戦突入前、元日本代表DF宮本氏と記念写真に写る「adidas UEFA Young Champions 2014世界大会」日本代表の選手たち

(取材・文 吉田太郎)

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