JFA プレミアカップ2012 supported by NIKE
[5.4 JFAプレミアカップグループB 新潟ジュニアユース2-1京都U-15 J-GREEN堺S5]

　JFA プレミアカップ2012 supported by NIKEは4日午前、1次ラウンド(予選リーグ)最終節を行い、ともに2連勝で首位のアルビレックス新潟ジュニアユース(北信越/新潟)対京都サンガF.C.U-15(関西1/京都)戦はU-16日本代表FW鎌田啓義(15)の2得点によって新潟ジュニアユースが2-1で逆転勝ち。グループ1位の新潟ジュニアユース、各グループ2位のうち成績最上位となった京都U-15はともに準決勝進出を決めた。

　先制したのは逆転での1位突破を狙う京都U-15だった。前半2分、CB沼大希のFKでディフェンスの背後へ抜け出したFW中尾友星(15)が右足アウトサイドで先制ゴールを流し込む。新潟ジュニアユースはなかなか攻撃を組み立てることができずロングボール中心の攻撃。サイドでテンポよくボールを回し、MF佐久間理央(15)のダイナミックな突破や鎌田が個人技で切れ込む場面もあったが、京都U-15の堅守の前に前半はシュートゼロで終えてしまう。

　それでも新潟ジュニアユースは後半6分、PKを獲得すると鎌田が左足で決めて同点。さらに9分にはMF加藤潤(14)からのパスを受けた鎌田が右足で決めて逆転に成功した。逆に後半、新潟ジュニアユースは相手にシュートを1本も打たさず。3連覇を目指す京都U-15に黒星をつけ、グループ1位で06年以来の準決勝へ駒を進めた。

(取材・文　吉田太郎)

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