FC町田ゼルビアは12日、JFL昇格後、チーム最多タイとなる7連勝を目指し、ホームの
町田市立陸上競技場で午後2時からFC琉球と対戦する。

琉球には元日本代表で、川崎フロンターレなどで活躍したFW我那覇和樹が在籍しているが、人一倍、対戦を楽しみにしているのが、町田の守護神・相澤貴志だ。

相澤も2011年まで川崎フロンターレに在籍。1学年上の我那覇とは07年までの約8年間、一緒に戦ってきた。「我那覇さんは、僕がまだ高校生だった頃に練習参加した時からお世話になっています。高校生の自分の面倒を見てくれ、入団してからも食事に連れて行ってくれたり、寮から練習場まで送ってくれたりしました。対戦は、我那覇さんが神戸に移籍された時にもありますが、その時のように不思議な感じがしそうですね」。

琉球には昨季得点王のFW高橋駿太がいるが、相澤はやはり我那覇を警戒する。「やはりゴールに絡む動きを注意しないといけない。我那覇さんはしっかりとボールが収まるので、高橋とのコンビを警戒しないといけない。仮に我那覇さんが得点を獲れなかったとしても、周りの選手を活かす動きができる」と分析した。

「我那覇さんとは久々にお会いして対戦できるので、すごく楽しみですね。完封勝利?　毎試合無失点を目標にしています。7連勝というクラブタイ記録がかかっていますが、1試合1試合というつもりで戦います」

現在、守備面では4試合連続完封中にある町田。もちろん相澤は、我那覇にゴールを割らせず、5試合連続完封で7連勝をつかむ決意だ。