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アーセナルに1-3敗戦も、ピクシー「妥当な結果」

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[7.22 親善試合 名古屋1-3アーセナル 豊田ス]

 名古屋グランパスは22日にアーセナルと親善試合を行い、1-3で敗れた。

 会見場に現れたストイコビッチ監督は清々しい表情だった。「まずはOBマッチは非常に良かった。私も2ゴールを決めましたし」と場内を和ませると、対戦相手のアーセナルと誉めちぎる言葉を並べた。

「前半の開始はすごくリスペクトしすぎたがアーセナルと戦うということで見せた心情だったと思います。個人のスピードとテクニックが違う。ポジションからポジションの移動も違いを感じた。簡単なミスをしたあとにはやられるという勉強にもなった。カウンターアタックも素晴らしかった」

 立ち上がりから完全にアーセナルペースで試合は進んだ。前半3分にFWオリビエ・ジルに先制弾を許すと、同26分にはMF宮市亮にPKを決められる。後半に入っても10分にMFセオ・ウォルコットに追加点を許す。27分にFW矢野貴章の得点で一矢報いたが、実力差は明らかだった。

 ただ目指すサッカー、楽しいサッカーは見せることが出来たと話す。「きょうのゲームは非常にワクワクするようなゲームだったと思います。力関係を考えれば3-1という結果は妥当だと思います」。

 リーグ戦、12位からの巻き返しを図る名古屋。「我々も同じスタイルでやっている」と話したピクシー。どこまでアーセナルの見せた“強さ”に近づけるか。ピクシーの手腕に注目だ。

(取材・文 児玉幸洋)

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