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川淵キャプテンが文化功労者に顕彰「多くの仲間と共に活動してきた、心から嬉しく思う」

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 日本サッカー協会(JFA)は30日、JFAの最高顧問を務める川淵三郎キャプテンが、2015年度の文化功労者に顕彰されることが決まったと発表した。顕彰式は11月4日、都内のホテルで行われる。

 川淵キャプテンは、Jリーグの初代チェアマンとして、またJFA会長としてプロサッカーの成功と日本代表の強化に取り組むとともに、地域スポーツの振興、クラブ文化の醸成、校庭の芝生化を推進してきた。また、日本バスケットボール協会のガバナンス改革を実現させ、同協会に課せられていた無期限国際試合出場停止の制裁解除に尽力するなど、日本のスポーツの普及・振興、競技力の向上に寄与した功績を認められての顕彰となったようだ。

 顕彰式に先立ち、記者会見に臨んだ川淵キャプテンは、「多くの仲間と共に活動してきた。そのことが評価されたことを心から嬉しく思う。バスケットボールを含め、JFAこころのプロジェクトやスポーツこころのプロジェクトにおいてスポーツ界全体での活動が広がるきっかけをつくれたことを幸せに感じている」と喜びを述べ、「子どもの運動能力が低下している中で、スポーツの楽しさを伝えていくことが大事。褒めること、補欠をなくすこと、スポーツの楽しさを伝えることについて今後も努力していきたい」と力強く語った。

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