日本サッカー協会(JFA)は11日、『JFA サッカー活動の再開に向けたガイドライン』および『JFA新型コロナウイルスの影響下における競技会・試合運営手引』を廃止したと発表した。

　今回の決定は、8日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、『新型インフルエンザ等感染症』から『5類感染症』へ移行されたことを受けてのもの。今後のJFA主催の日本代表戦、天皇杯等における感染対策は、政府方針に則り、「個人の選択を尊重し、自主的な取組をベースとしたもの」とし、マスクの着用等は個人の判断に委ねるとした。

　JFAは新型コロナに伴うガイドラインの廃止にあたり、「来場されるファン・サポーターの皆さまにおかれましては、感染対策について、一人ひとりの考えを尊重し、個人の判断で行動していただくとともに、体調不良の場合は来場をお控えいただきますようお願い申しあげます」と呼び掛けている。