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パリパラリンピックを目指すブラインドサッカー日本代表、出場権を懸けた世界選手権GL初戦はイタリアとドロー

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ブラインドサッカー日本代表は初戦でドロー

 ブラインドサッカー日本代表は15日、イギリスで行われている「IBSA ブラインドサッカー男子世界選手権 2023」の予選グループリーグ初戦でイタリアと対戦し、1-1のドローとなった。17日の第2戦でタイと対戦する。

 出場8チームの2024年パリパラリンピックを目指すブラインドサッカー日本代表は、22年にアジア・オセアニア選手権に出場。優勝すればパラリンピック出場が決定したが、惜しくも3位入賞に終わっていた。しかし、上位4位に入ったことで世界選手権出場が決定。同大会で「大陸別選手権で本大会出場を決めていないチームの中から上位3か国に入る」という条件をクリアすれば、パラリンピック出場が決まる。

 出場8枠のうち現時点でパラリンピックの出場権を獲得している国は開催国・フランス、ヨーロッパ王者・トルコ、アフリカ王者・モロッコ、アジア王者・中国(パラパンアメリカン競技大会は世界選手権後に開催)。残る3枠を狙い、日本は世界選手権のグループリーグでイタリア、タイ、トルコと対戦し、グループ2位以上を目指す。

 日本は15日の初戦でイタリアと対戦した。先発メンバーはフィールドプレーヤー4人が川村怜佐々木ロベルト泉、平林太一、後藤将起、GKが佐藤大介。前半9分、FKから再開した日本は、平林が左サイドからカットインで入り込む。正面から右足シュートを放ち、ゴール左隅に突き刺す。先制ゴールを奪い、前半を1-0で折り返した。

 そのまま後半もリードを守る日本だったが、残り1分で痛恨の失点を喫する。残り10秒で川村が右足シュートを放つも、相手GKの正面。試合は直後に終了し、1-1のドロー。勝ち点1を分け合う形となった。

 日本の第2戦・タイ戦は、日本時間17日午後8時半に行われる。

初戦・日本vsイタリア

第2戦・タイvs日本



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