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サッカー界からは初! 川淵三郎氏が2023年度の文化勲章を受章「身に余る光栄」

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川淵三郎氏が文化勲章を受章

 日本サッカー協会(JFA)は21日、JFAの相談役で日本トップリーグ連携機構の会長を務める川淵三郎氏(86)が2023年度の文化勲章受章者を受章したと報告した。

 JFAによると、川淵氏は「サッカーの発展はもとより、バスケットボールの発展にも貢献するなど、スポーツの振興に多大な貢献をした功績は極めて顕著」であるとして、今回受章した7名のうちの1人に選出。サッカー界からは初の受章で、スポーツ界では水泳の故古橋廣之進氏(2008年度)と野球の長嶋茂雄氏(2021年度)に続く3人目となる。

 川淵氏はJFA公式サイトを通じ、「Jリーグ開幕30周年という記念すべき年にこのような章をいただいたことは身に余る光栄。JリーグやBリーグを立ち上げたということがあったとしても、それを支えてくれる企業・団体、クラブ、ファン・サポーターらがいなかったら僕がこの栄誉に浴することはなかった。スポーツを支えてくれる人たちを代表して僕がいただいたということ」と感謝。「この章が創設された当時は『スポーツ文化』が語られることなどなかったが、今は『スポーツを見る、する、支える』ということが国民的規模で広がりつつある。『スポーツ文化の振興』というところで評価されたことが何よりもうれしい」と喜んだ。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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