国際サッカー連盟(FIFA)は今月、FIFAフットボール法年次報告会2024を来年2月1日と2日に日本の東京都で開催することを発表した。

　FIFAフットボール法年次報告会は2019年から毎年行われているもので、移籍・契約などの規定やスポーツ仲裁裁判所(CAS)が下した裁定といったサッカーのリーガル面に関する内容が扱われ、法的枠組みの理解増進を図ることが目的となっている。今年はメキシコで行われた。

　東京で開催される24年報告会のタイムスケジュールも発表されている。初日は移籍の際にやってはいけないことについての講演やプレミアリーグの懲戒制度、欧州クラブライセンスに関する話などが行われる。2日目は23年の移籍データや女子選手の労働環境、CASによる判決事例などが扱われる。

　各プレゼンテーションはFIFAやCAS関係者などによって行われ、FIFAのライブ配信も予定されている。