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大宮FWシュヴィルツォクがJ復帰後初ゴール!! 豪快ミドル弾も本人は冷静「パスを出してシュートを打っただけ」

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FWシュヴィルツォクがスーパーゴール

 大宮アルディージャのFWシュヴィルツォクが30日のJ2リーグ第28節・ツエーゲン金沢戦で加入後初となる先発出場をし、強烈なミドルシュートで移籍後初ゴールを記録した。

 2021シーズンに名古屋グランパスでプレーしたシュヴィルツォクだが、ドーピング検査で陽性反応が出て同年12月にアジアサッカー連盟(AFC)から4年間の活動禁止処分が下された。それでもスポーツ仲介裁判所への訴えが認められ、処分が撤回。今年2月にポーランドのクラブでキャリアを再開すると、7月に大宮への加入でJリーグに復帰することが決まった。

 加入後2戦目のシュヴィルツォクは前半35分、ペナルティーエリア手前ゴール右からのFKでボールをセットする。軽くつついて横に立つMF小島幹敏にパスすると、小島が足裏で止めたボールを勢いよく右足で振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。これで先制に成功した大宮は2-1で勝利している。

 名古屋時代にも高い決定力を示していたシュヴィルツォクはこれが大宮での初ゴールとなった。スーパーゴールにSNS上も騒然となったが、本人は冷静な様子。この形は前日に練習していたことを明かした上で、「簡単だよ。パスを出してシュートを打っただけだよ」とコメントしたことをJリーグ公式サイトが紹介している。

 大宮は現在最下位と低迷している。大きな期待が寄せられるシュヴィルツォクは「自分のゴールよりも自分たちのサッカーをできたことが一番重要。自分のゴールではなく、組織を見てほしい」と語り、勝利を目指してチーム一丸で戦い続けることを誓っている。



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