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中田英らがアジアMVPを選考、1位パク・チソン、2位遠藤

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 アジアとアフリカ、アラブの年間最優秀選手を表彰する「スターアワード」が6日、UAEのアブダビ市内のホテルで開かれた。7日付の産経新聞によると、中東で最大の発行部数を誇るサッカー専門誌「STAR」が初めて企画したもので、「初代MVP」にはマンチェスター・ユナイテッドの韓国代表MFパク・チソンが選ばれた。10人が最終候補に残り、選考順位でG大阪のMF遠藤保仁は2位、セルティックのMF中村俊輔は4位だった。

 報道関係者や各国の監督、主将らの投票をもとに、イタリアの元審判、コリーナ氏や元日本代表の中田英寿氏が選考にあたった。

 アジア最優秀選手の表彰は中田氏がプレゼンターを務め、同じく選考メンバーの元韓国代表、金鋳城氏が、表彰式に出席できなかったパクに代わって受け取った。パクは「出席できなくて申し訳ない。アジアのために全力を尽くしたい」とのコメントをビデオレターで発表した。

 アフリカ最優秀選手にはアーセナルのFWエマニュエル・アデバヨル(トーゴ)、アラブ最優秀選手にはアルアハリ(エジプト)のアブートリカ(エジプト)が選ばれた。

 受賞者で式典に参加したのはアデバヨルだけだったが、アジア連盟(AFC)会長のハマム氏やドバイで合宿中のミランに所属するガットゥーゾらが出席した。

 中田氏は「1回目としては非常に良くできた。みんなが楽しめるような表彰になれば」と感想を話したという。

(文 西山紘平)

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