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ベレーザMF澤がアメリカプロリーグに移籍

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 日テレ・ベレーザは23日、MF澤穂希(30)がアメリカ女子プロリーグ・WPS(Woman's Professional Soccer)のワシントン・フリーダムに移籍する事を発表した。澤は昨年9月に行われたWPSの国際ドラフト会議にて、1巡目でフリーダムからドラフト指名を受けていた。
 澤は、アトランタ五輪出場3年後の99年に渡米。デンバー・ダイアモンズに所属後、翌年アトランタ・ビートに移籍した。しかし03年、アメリカ女子プロリーグ・WUSA(Women's United Soccer Association)の休止によりベレーザに復帰。今回の移籍で2度目のアメリカプロリーグ挑戦となる。

 再チャレンジに臨むこととなった澤は、ファンや関係者に対し以下のコメントを公式に発表。
「アメリカ女子リーグが閉鎖されて帰国を余儀なくされてから、5年の歳月が過ぎました。今回リーグの再開が発表され、ワシントン・フリーダムからドラフト1位の指名を受けてから正直悩みました。アテネと北京の五輪を通じてなでしこがようやく日の目を見ることになり、今後も日本の女子サッカーを盛り上げるためにも日テレ・ベレーザに残るべきだと考えた時期もありました。しかし私は、アメリカでやり残したことがあります。そして、今後ももっと高い目標に向かって現役生活を全うしたい強い気持ちがあります。
ベレーザ退団は後ろ髪を引かれる思いですが、この先も『夢の続き』が待っています。この度、快く送り出してくれたベレーザに感謝します。また、今まで応援して下さったサポーターの皆様にも心より感謝します。今後もこれまで以上に温かく見守って下さい。宜しくお願いします」

(文 山口雄人)

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