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谷本2発など広島皆実カルテット勝利導く

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[4.3 練習試合 日本高校選抜 4-2 流通経済大 市原臨海]

 1月の第87回全国高校サッカー選手権で広島皆実(広島)を初優勝に導いたDF松岡祐介(明治大)、DF井林章(関西学院大)、DF村田俊介(大阪学院大)、MF谷本泰基(阪南大)の4選手が出場。広島皆実勢は高校の卒業式出席のためにヤングサッカーフェスティバル(3月1日、静岡)を欠場していたが、この日は谷本が2得点を決めるなど4選手が攻守に活躍し、チームを勝利へ導いた。

 全国優勝したことにより、地元・広島での知名度は“結構上がった”と微笑んだ谷本は3本目にトップ下の位置からDF裏のスペースへ飛び出し鮮やかな2連発。「もっと攻撃に絡みたかったけど、(得点できて)よかった」と喜んだ。果敢な攻撃参加からサイドを疾走した村田、そして左SBとCBでプレーした井林も対人の強さを発揮。広島皆実で主将を務めた松岡はこのチームでも主将を務めるが「チームとしてはまとまったプレーができた。ただ海外のチームはまだまだ強いと思う。守備になった時にみんなの意識を高めることを徹底して、大会(デュッセルドルフ国際ユース大会)に臨みたい」と“日本代表”として臨む大会へ向けて引き締めていた。それぞれ別の大学へ進むため、日本一のチームメイトたちとともにプレーするのは欧州遠征が一旦最後。全員の力を合わせて優勝を目指す。

<写真>2得点を決めた日本高校選抜MF谷本
(取材・文 吉田太郎)

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