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日本サッカー殿堂入り、新たに4氏を選出

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 日本サッカー協会は11日、功労者を顕彰する「日本サッカー殿堂」へ新たに4氏が選ばれたと発表した。 

 投票選考では、1968年メキシコ五輪代表で銅メダル獲得に貢献した松本育夫氏(67)=現J2鳥栖GM=を、普及に功績のあった人物らを対象とする特別選考では元日本代表監督の故・高橋英辰氏、記者として普及と強化に尽力した故・大谷四郎氏、70年メキシコW杯で日本人として初めて副審を務めた丸山義行氏(77)を選んだ。
 
 松本氏は早大から東洋工業に入社し、サイドアタッカーとして日本リーグ4連覇を支えた。現役引退後は東洋工業のほか、川崎Fや鳥栖の監督を歴任。現在は鳥栖で取締役兼GMを務めている。選手、指導者、普及など多くの面でサッカー界に功績を残したことが評価された。

 同氏はクラブを通じて「私を育ててくださいました全ての指導者、チームメイト、そして私の指導を受けた多くの選手たちに心より感謝申し上げます。この名誉ある受賞をバネに更なるサッカー界への貢献に全身全霊を傾注致し、サッカー人生を輝かせるものにしたいと決意致しました」と、今後もさらなるサッカー界への貢献を誓った。

 なお、9月10日に東京・文京区の日本サッカーミュージアムで殿堂入りの式典が行われる。

(文 近藤安弘)

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