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[高校MOM118]都・東久留米総合DF金丸洋介(3年)_初V導くVヘッド

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.28 全国高校選手権東京Aブロック決勝 都・東久留米総合 1-0 修徳 西が丘]

 緊張した表情でヒーローインタビューに臨んだ背番号2は「最高です!」と喜びを表現した。都・東久留米総合にとって初となる全国への道を切り開いたのは177cmのCBだった。

 両校無得点で迎えた後半20分、左CKを得た東久留米総合はショートコーナーを選択。160cmの小柄なMF大塚直穂(3年)が上げた絶妙なクロスに「信じて突っ込んだ」というDF金丸洋介(3年)が頭から飛び込む。するとボールは、好セーブを連発していた修徳GK石鍋勇太(3年)が守るゴールをついに破った。
 次々と押し寄せてくるチームメイトの歓喜のタックルを振り払い、背番号2は空色に染まったスタンドへ突進。雄たけびをあげて喜んだ。その後の20分間は、最終ラインの中央で相手の反撃を跳ね返し続け、今大会3試合目となる完封勝利に貢献。「本当にうれしい」と笑顔をみせたCBが攻守で初Vの立役者となった。

(取材・文 吉田太郎)

特設:高校サッカー選手権2009

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