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[大学選手権]連覇狙う中央大、駒澤大も準々決勝進出

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 第58回全日本大学サッカー選手権は20日、埼玉県のNACK5スタジアムと熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で1回戦残り4試合を行い、福岡大(九州1)、中央大(関東2)、関西学院大(関西1)、駒澤大(関東4)が準々決勝進出を決めた。23日の準々決勝では中央大と福岡大、駒澤大と関西学院大が対戦する。

 昨年の覇者で、大会連覇を狙う中央大は10年連続出場の中京大(東海2)と対戦。0-0の後半26分、昨年の優秀選手であるFW新田圭(3年)の左足シュートで先制すると、後半ロスタイムにはFW鈴木寛一(4年)が自ら獲得したPKを決め、2-0で勝った。

 2年ぶり出場の駒澤大は新潟医療福祉大(北信越)に4-0で快勝。前半36分、MF山崎健太(4年)の先制点を皮切りに、1分後にMF湯澤洋介(1年)が追加点を挙げると、後半にFW三島康平(4年)が2点を叩き込み、突き放した。

 今夏の総理大臣杯全日本サッカートーナメント優勝の福岡大(九州1)と立命館大(関西3)との一戦は、ともに効果的なサイド攻撃などから決定機をつくりあった。なかなか1点が奪えなかったが迎えた後半23分、福岡大が途中出場のFW高橋祐太郎の左足ミドルにより先制。立命館大は39分に途中出場のMF日高洸平(1年)、FW玉林郷(4年)が立て続けに決定的なシュートを放つなどゴールへ迫ったが、福大はガンバ大阪加入内定のGK河田晃兵(4年)がゴールを許さず。1点を守った福大が1-0で勝った。

 関西学院大(関西1)と広島修道大(中国)の一戦は、互いに決め手を欠き、延長戦を含めた110分間で決着が付かず、0-0のままPK戦に突入。広島修道大は1人目と5人目が失敗し、関西学院大がPK4-3で競り勝った。

【1回戦】(12月20日)
[NACK]
立命館大 0-1 福岡大
[福]高橋祐太郎(68分)

中央大 2-0 中京大
[中央]新田圭(71分)、鈴木寛一(89分=PK)

[熊谷陸上]
広島修道大 0-0(PK3-4)関西学院大

駒澤大 4-0 新潟医療福祉大
[駒]山崎健太(36分)、湯澤洋介(37分)、三島康平2(66分、79分)

(12月19日)
[西が丘]
関西大 4-2 高知大
[関]オウンゴール(11分)、平野史明(62分)、金園英学(68分)、藤澤典隆(70分)
[高]布施祐典(25分)、中野圭(77分)

流通経済大 2-1 北海道教育大岩見沢校
[流]征矢智和(32分)、船山貴之(37分)
[北]穴田大樹(65分)

[平塚]
鹿屋体育大 4-2 浜松大
[鹿]オウンゴール(5分)、與那嶺偉(53分)、中筋誠2(71分、89分)
[浜]志摩竜弥(74分=FK)、安間ム月(80分)

明治大0-0(PK5-3) 仙台大

<写真>関西学院大FW山内一樹(左)と広島修道大DF井城賢太が激しく競り合う


特設:大学選手権09

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