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松田さん通夜に1800人が参列、岡田前監督やトルシエ氏らも

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 急性心筋梗塞で練習中に倒れ、34歳の若さで亡くなったサッカー元日本代表の松田直樹さんの通夜が8日に出身地の群馬県桐生市の斎場で営まれた。同日付の日刊スポーツWEB版によると、02年日韓W杯で日本代表監督を務めたフィリップ・トルシエ氏が中国から駆けつけたほか、前日本代表監督の岡田武史氏らサッカー関係者ら約750人が参列。弔問に訪れた1000人以上のファンとともに早すぎる死を悼んだ。

 日韓W杯の日本代表メンバーである宮本恒靖、楢崎正剛、柳沢敦、鈴木隆行、中田浩二、小笠原満男や中村俊輔、中澤佑二ら横浜FMの元チームメイトも参列したという。岡田氏は「誰が考えても早すぎる。横浜の監督に就任して初めて指宿(合宿)で彼を見て、すごい(能力だ)と思った。彼をいかせば優勝できると衝撃を受けた」と当時の思い出を振り返った。中村俊輔は「まだ(死が)現実でないような感じ。やることすべてが豪快で、偉大な人だった」と静かに話したという。

 祭壇には日本代表のユニホームや、ファンから贈られた色紙も会場に並べられ、02年W杯でガッツポーズをする松田さんの遺影が飾られていた。

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