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[総体]「夢みたいです」福岡舞鶴は167cmGK福田が強豪連破の立て役者に

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[5.31 全国高校総体福岡県予選準決勝 福岡舞鶴高 2-1 筑陽学園高 小郡]

 優勝候補の一角、筑陽学園高の前に167cmの小さなGKが立ちはだかった。福岡舞鶴高GK福田涼介(3年)は前後半にあった相手アタッカーとの1対1をストップするなど、鋭い飛び出しと気迫あふれるセービングによって勝利に貢献。セットプレーで相手と交錯するようなシーンもあったが、「キックと1対1のタイミングとか、身長ない分、そういうものでカバーしていかないといけない。キックは絶対誰にも負けたくない。(身長が高くないので)誰にも負けないくらいのジャンプ力をつけてきた。立ち幅跳びは2m70cm。(チームで)1番だと思います」と笑うGKがリードを死守して決勝進出の立て役者となった。

 準々決勝で名門・東海大五高に1-0で勝利し、この日も全国高校選手権準優勝の歴史を持つ筑陽学園高に勝利。「夢みたいです」と決勝進出を喜ぶ福田だが、まだまだ満足はしていない。「明日はやり切るだけなので全力でやって勝ちにいきたい。マジで、明日はみんなで盛り上げて、勝って、全国大会行きたい。(初出場の決まった)九州も勝ちたいです」と意気込んだ。
 
(取材・文 吉田太郎)

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