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[総体]広島皆実の粘り及ばず…後半ATに追いつかれた履正社、PK戦制し16強

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[7.28 全国高校総体2回戦 広島皆実高1-1(PK4-5)履正社高 コカ・コーラウエスト広島スタジアム]

 平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」のサッカー競技は28日、各地で2回戦を行った。コカ・コーラウエスト広島スタジアムの第2試合では履正社高(大阪2)が広島皆実高(広島1)と対戦。1-1のまま突入したPK戦を5-4で制し、3回戦進出を決めた。

 スコアレスで折り返した後半14分、履正社はFW澤島輝(3年)からラストパスを受けたDF左居隼人(2年)が右足で先制点。このまま1-0で逃げ切りたいところだったが、地元代表の広島皆実も後半アディショナルタイム、MF疋田優人(3年)のFKからGKが弾いたこぼれ球をエースのMF藤井敦仁(3年)が右足で押し込み、1-1の同点に追いついた。

 試合はそのままPK戦に突入。土壇場で追いついた勢いをPK戦にも持ち込みたい広島皆実だったが、1人目が失敗してしまい、5人全員が成功させた履正社がPK5-4で激闘を制した。

 2大会連続で8強入りしていた広島皆実だが、地元の利を生かせず、まさかの初戦敗退。同じく前回大会8強の履正社がまずはベスト16進出を決め、29日の3回戦で日章学園高(宮崎)と対戦する。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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