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開催地第2代表として12年ぶりインハイ出場、西原FW玉城主将「地元の応援をプレッシャーに感じず、力に」

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西原高のエース、FW玉城羽主将

 夏の高校サッカー日本一を争う令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」男子サッカー競技(沖縄)の開会式が25日に行われた。地元・沖縄第2代表の西原高は、27日の2回戦から登場。神村学園高(鹿児島)対國學院久我山高(東京1)の勝者と初戦を戦う。
 
 開会式に出席したFW玉城羽主将(3年)は、「地元でできることに感謝して、早く試合をしたいという思いでいっぱいです」とコメント。2日後に控えた初戦が、待ちきれない様子だった。

 沖縄県予選では決勝リーグで北谷高に5-0、宜野湾高に3-2で連勝。那覇西高に0-1で敗れて2位となったが、堂々の予選突破を果たした。玉城はその要因について、「前線からハメるところを今までやってきたので、ハマったからこそ相手がやりたいサッカーができなかった。今まで自分たちがやってきたことがしっかりできたから、切符が取れたと思います」と分析する。全国大会でも前線からの鋭いプレッシングと、玉城や予選6得点のFW米村翔(2年)、FW新城圭一朗(3年)、FW伊佐響(3年)らの攻撃力を活かして勝利を目指す。

 推進力ある動きが特長の玉城は、「個人的には他のチームの選手よりも目立って、自分はFWなので点を取って見せていきたい」と意気込む。そして、「地元の応援をプレッシャーに感じず、力に変えてしっかりとやっていきたいです」と誓った。12年ぶりとなるインターハイは一戦必勝。ライバル・那覇西に負けない活躍をして、沖縄を盛り上げる。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校総体2019

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