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10年以降のインハイ石川県代表成績_選手権V世代と準V世代の星稜がインハイでも上位へ

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昨年の星稜高は7年ぶりに初戦敗退に終わった。(写真協力=高校サッカー年鑑)

 2010年以降のインターハイ石川県代表に星稜高が9度輝いている。12年から県予選8連覇中。13年から18年までは全て全国大会初戦を突破している。この間の最高成績は13年大会と14年大会のベスト8だ。

 13年は同年度の全国高校選手権で準優勝、14年は同年度の選手権で優勝している世代だ。13年大会は日章学園高(宮崎)と麻布大渕野辺高(神奈川1)を接戦の末に突破。中京大中京高(愛知2)との3回戦では先制されたものの、MF稲垣拓斗(→同志社大)とMF寺村介主将(→中央大)のゴールによって逆転勝ちした。CB鈴木大誠(現琉球)が主将を務め、MF平田健人(現ソニー仙台)やMF前川優太(→中央大)を擁した14年大会は前川の2ゴールなどで米子北高(鳥取)に5-1で快勝。3回戦では鈴木の決勝ヘッドで帝京三高(山梨2)を振り切った。準々決勝で前橋育英高(群馬)に競り負けたが、選手権決勝でリベンジしている。

 星稜はGK高橋謙太郎主将(現東京学芸大)やFW窪田翔(現筑波大)を擁していた16年大会でも2勝してベスト16。MF阿部雅志(→順天堂大)やGK坂口璃久(現FC刈谷)が中心だった15年とMF高岸憲伸(現中央大)らが活躍した17年、また10番MF有馬大勢(現フォートヘイズ州立大)の18年も1勝したが、10年、12年、19年は初戦敗退に終わっている。

 この10年間で唯一星稜を破っているのが、公立校の金沢桜丘高だ。11年の石川県予選準決勝で星稜を破って15年ぶりにインターハイへ出場した金沢桜丘は、全国1回戦でFW川崎祐司とMF才野裕太(→関西学院大)がゴールを決めて秋田南高(秋田2)に5-0で快勝。2回戦でも山梨学院高(山梨)相手に才野が先制PKを決めたが、逆転負けしている。

以下、10年以降のインターハイ石川県代表校成績 ※()内は出場回数

[2019年]
代表校:星稜高(28)
1回戦 0-1 水戸商高(茨城)

[2018年]
代表校:星稜高(27)
1回戦 4-1 佐賀東高(佐賀)
2回戦 0-3 國學院久我山高(東京2)

[2017年]
代表校:星稜高(26)
1回戦 2-1 四学大香川西高(香川)
2回戦 1-3 静岡学園高(静岡)

[2016年]
代表校:星稜高(25)
1回戦 1-0 綾羽高(滋賀)
2回戦 3-2 札幌大谷高(北海道1)
3回戦 1-1(PK3-4)米子北高(鳥取)

[2015年]
代表校:星稜高(24)
2回戦 3-0 山口県鴻城高(山口)
3回戦 0-3 履正社高(大阪2)

[2014年]
代表校:星稜高(23)
2回戦 5-1 米子北高(鳥取)
3回戦 3-2 帝京三高(山梨2)
準々決勝 1-2 前橋育英高(群馬)

[2013年]
代表校:星稜高(22)
1回戦 1-0 日章学園高(宮崎)
2回戦 1-1(PK5-3)麻布大渕野辺高(神奈川1)
3回戦 2-1 中京大中京高(愛知2)
準々決勝 1-5 正智深谷高(埼玉2)

[2012年]
代表校:星稜高(21)
1回戦 0-2 羽黒高(山形)

[2011年]
代表校:金沢桜丘高(11)
1回戦 5-0 秋田南高(秋田2)
2回戦 1-5 山梨学院高(山梨)

[2010年]
代表校:星稜高(20)
1回戦 1-2 宇和島東高(愛媛)

※禁無断転載(C)高校サッカー年鑑、ゲキサカ


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