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高岡一は”最後のインハイ予選”を戦う水橋を延長で振り切り、4度目の全国切符!:富山

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延長戦を制して全国出場を決めた高岡一高

 令和3年度全国高校総体(インターハイ)「輝け君の汗と涙 北信越総体2021」サッカー競技(福井)富山県予選決勝が6日に行われ、高岡一高が4大会ぶり4回目のインターハイ出場を勝ち獲った。

 準々決勝で県内王者として君臨する富山一高をPK戦で下し、勢いに乗る高岡一と、22年3月での廃校が決定しており、これが“最後のインハイ予選”となる水橋高の決勝は、前半13分にFW奥田敦士が自ら倒されて得たPKを沈め、水橋が先制点を奪う。

 押し込みながらも最後の一手が出ず、苦しい展開となった高岡一だったが、後半21分にCKの流れから最後はFW今田理輝が頭で押し込み、1-1の同点に。以降も高岡一が攻勢を強めるも、スタメンもベンチメンバーも全員が3年生の水橋が総力で凌ぎ切り、試合は延長戦へともつれ込む。

 迎えた延長前半7分。ロングスローの構えからDF高田峻輔がクイックで投げ入れたボールを、途中出場のDF渡辺赳仁が得意の左足でシュートに持ち込むと、軌道は左スミのゴールネットへ収まり、これが決勝ゴール。高岡一が延長戦を粘り強く制し、全国大会への切符を手に入れている。

【富山】
[決勝](6月6日)
高岡一高 2-1(延長)水橋高


●【特設】高校総体2021

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