[7.30 インターハイ決勝 帝京高 0-1 前橋育英高 鳴門大塚]

　令和4年度全国高校総体(インターハイ)「躍動の青い力 四国総体 2022」男子サッカー競技(徳島)は30日、決勝を行った。前橋育英高(群馬)が帝京高(東京1)に1-0で勝利。09年以来13年ぶり2回目の優勝を果たした。

　前橋育英FW小池直矢(3年=ウイングスSC)はU-17日本代表、U-17日本高校選抜の実力者。今大会は初戦で決勝ヘッド、3回戦でも貴重なゴールを決め、決勝ではそのドリブル突破で観衆を沸かせていた。大会優秀選手にも選出された小池が、優勝の喜びや今後への意気込みについて語った。

―日本一になった感想は?
「本当に嬉しいです。あんま実感は湧かなかったんですけれども、トロフィーとかもらった時に優勝したんだと改めて思ったので。本当にコロナとかで入学当初から厳しい、凄く悔しい時期が続いて、今回磐田東高校さんがそのコロナで辞退ということになってしまって、そこの思いも背負わないといけないと思っていたし、その悔しさも知っていたので本当に嬉しいです」

―今大会でできたことは?
「決勝は特に左サイドハーフをやって、自分の持ち味のドリブルだったり、競り合いだったりは凄く出せたと思うので、試合内容的にも凄く良い感じでできたと思います、でも、最後の決めるというところでは決勝もそうですし、まだ2得点というところで不発でした。冬もあるので、ここからプレミアと、冬と、夏休みから一回りも、二回りも成長してやっていけたらなと思っています」

―ここからのシーズンへ向けての意気込みを教えてください
「冬も獲って、育英で(夏冬)2冠獲れるように頑張ります。自分が優勝させます」

(取材・文　吉田太郎、協力=前橋育英高)

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●【特設】高校総体2022