UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は7日、グループリーグ第4節2日目を行い、マンチェスター・ユナイテッドは、敵地でブラガ(ポルトガル)と対戦し、3-1で逆転勝利している。この結果、開幕から無傷の4連勝となったユナイテッドは、2試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。

　FWウェイン・ルーニーは、この結果を喜んだ。クラブの公式HPは、試合後の彼のコメントを伝えている。

「今シーズンはファンタスティックな勝ち方をした試合もあれば、苦しんで勝った試合もある」と振り返るルーニーは、「今日はベストではなかったけれど、それでも勝つことができた。チームが求めていた結果を残せたし、グループリーグ突破を決めた。みんな、結果に満足している。順位も良いし、今日よりも内容の良いフットボールが出来ることは分かっている。これからも試合は続くけれど、全試合で勝ち点3を取れるよう努力したい」と、意気込みを語った。

　昨シーズン、グループリーグで敗退した苦い記憶は消えていない。その悔しさが大きなモチベーションになっていたと、ルーニーは続ける。

「昨年はグループリーグ敗退という残念な結果に終わった。だから今シーズンは、まずグループリーグを突破することが目標だった。4試合目で達成できて良かった。本当に嬉しいよ。昨シーズンはチームに加わったばかりの若い選手も多かったし、チャンピオンズリーグは彼らにとって初めての経験だった。去年の経験で多くを学んで、監督も彼らにチャンスを与えた。それが功を奏したと思う」

「どのチームにも優勝の可能性はある」と語るルーニーの目標は、07-08シーズン以来となる欧州CL制覇だ。「これからはチームの状態をベストにしていかないといけない。それに組み合わせ抽選での運も大事だね。ただ、チームとしては準備万端だ。それにウェンブリーでの決勝戦というのも、僕らにとってはモチベーションになる要因のひとつ」と、母国で開催される決勝への想いを語っている。

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