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[CL]判定に怒るペジェグリーニ「我々を準決勝に進めたくなかった」

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 クラブ史上初めてUEFAチャンピオンズリーグ出場にしたマラガは、9日に行われた準々決勝第2戦のドルトムン戦で2-1とリードして後半ロスタイムを迎えた。しかし、勝利まであと一歩というところで2失点を喫し、ベスト4進出を逃した。

 ロスタイムにドルトムントが挙げた2点目は、オフサイドに見え、マラガにとってゴールが認められたことは、厳しいジャッジだった。マラガ陣営は、怒りが収まらない。クラブのオーナーであるアル・タニ氏がツイッター上で「これはサッカーではない。人種差別だ」と書き込み、不満を爆発させた。

 マヌエル・ペジェグリーニ監督も、オーナーと同じ考えのようだ。「彼らは我々を準決勝に進めたくなかったんだ」と、審判を痛烈に批判した。「2-1となってから、ジャッジミスが本当にたくさんあった。3点目は我々にとって大きな痛手だったよ。彼らの3点目はオフサイドだった。最後の10分間は、我々が本当に損害を受けた。この状況下では、すべてがとても難しくなる」と、試合後に記者団に語った。

 だからこそ、チームは胸を張るべきだと、チリ人監督は強調した。「敗北は残酷なものだと言うが、私はそうは思わない。残念でならないのは、チームのパフォーマンスが非常に良かったからだ。ドルトムントは欧州で最もいいサッカーをしているチームだと言われているが、彼らも最後はロングボールを放り込んでいた。いずれにしても、相手を祝福しなければならない」と言い、「これからは、できるだけ良い形でリーグ戦を終えよう」と、懸命に気持ちを切り替えた。


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