beacon

[CL]メッシをフル出場させるも大敗…バルサ助監督「落ち込んでいる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.23 欧州CL準決勝第1戦 バイエルン4-0バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は23日、準決勝第1戦を行った。バルセロナ(スペイン)は敵地でバイエルンに0-4で大敗した。試合後、公式会見に臨んだジョルディ・ロウラ助監督も「バイエルンを祝福するしかない」と完敗を認めた。

 バルセロナがこれほどまでにやられた試合が近年あっただろうか。前半25分に先制点を許したバルセロナは、後半にも3失点。負傷の影響が心配されたFWリオネル・メッシを強行先発、フル出場させた甲斐もなく、大きなビハインドを背負い、ホームでの第2戦を戦うことになった。

 落胆の表情を隠し切れない。ロウラ助監督は「バイエルンは非常に強く、我々を上回っていた。フィジカルに勝ったチームで、長身の選手で体の強い選手がそろっている。前半は我々も悪くはなかったが、後半に入ってCKからゴールを許し、その後は難しい展開になってしまった。あまりにも多くのスペースを与えすぎたし、フィジカルの弱さも露呈してしまった」と頭を抱えた。

 また故障を抱えながらフル出場したメッシについては、「レオはこの試合に出場できるように、とても努力してくれた。(この試合でも)90分間耐えて、出来る限りのことをしてくれた。彼のチームのためにプレーしてくれたし、我々は彼の頑張りを誇りに思う」と話している。

「結果は良くなく、落ち込んでいる。状況が厳しいのは分かっている。しかし我々がバルセロナである以上、第2戦も果敢に戦い、勝利を目指さなくてはならない」と必死の前を向いた助監督。「すべてを賭けるつもりだ」。“最強チーム”の意地を見てみたい。


▼関連リンク
欧州CL12-13特集

TOP