[4.23 欧州CL準決勝第1戦 バイエルン4-0バルセロナ]

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は23日、準決勝第1戦を行い、バイエルン(ドイツ)はホームでバルセロナ(スペイン)を4-0で大勝し、大きなアドバンテージを得た。4点差勝利は欧州CL準決勝史上最大得点差での勝利。まさに歴史的大勝となった。

　粉砕。この言葉がこれほど似合う試合はない。前半25分にMFトーマス・ミュラーのゴールで先行したバイエルンは、後半にも3得点を突き刺す。ホームのフスバル・アレナは優勝が決定したかのような大声援に包まれた。

　試合後、ユップ・ハインケス監督も大満足の様子で試合を振り返っている。『uefa.com』によると、「我々は今季、比類なきサッカーを展開している。素晴らしいチームが出来ており、ピッチ内外での選手同士の関係も良好だ。過去2年間優勝から遠ざかっていたことで、選手間に今年こその思いが高まっていた戦術理解もトップレベルに達しており、お互いのために走り、戦うことをいとわない。きょうはその完璧な実例だった」と自チームをを称賛した。

　ただまだ第1戦が終わっただけということも忘れていない。「結果には満足しているが、大勝で我を忘れることはない。敵地スぺインでは難しい90分が待っていることも分かっている。きょうの結果は喜ぶが、それ以上でも以下でもない」と気を引き締めることも忘れなかった。

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