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「メッシの調子はいい」 エースの復活を喜ぶバルサ

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[4.27 リーガ・エスパニョーラ第33節 ビルバオ2-2バルセロナ]

 リーガ・エスパニョーラは27日、第33節を行い、首位バルセロナは敵地でビルバオと対戦し、2-2で引き分けた。途中出場したFWリオネル・メッシの1ゴール1アシストで一時は逆転。試合終了間際に追いつかれ、優勝決定は持ち越しとなったが、5月1日の欧州CL準決勝第2戦・バイエルン戦に向け、エースの復調はうれしいニュースとなった。

 バイエルンとのCL準決勝第1戦は、まさかの0-4大敗。決勝への道は極めて険しいが、メッシの存在が奇跡を起こす可能性があると、チーム全員が感じている。この日、0-1の後半14分からメッシが出場すると、試合の流れは一変。ドリブルにもキレが戻り、1ゴール1アシストと一度は試合をひっくり返す活躍だった。

 FWアレクシス・サンチェスは「レオ(メッシ)がピッチに立つということの意味を僕らは分かっている。だから、そのことに驚きはしない。彼が入ることで試合が変わることはある」と、その存在の大きさを語る。ジョルディ・ロウラ助監督も「メッシの調子はいい。彼なりに向上しているし、今日の試合での1対1もよかった。少しずつよくなっている」と、背番号10の復活を喜んだ。

 バイエルンとの第2戦までにメッシがどこまでコンディションを上げることができるかが、奇跡の逆転決勝のカギを握っている。MFチアゴ・アルカンタラは「僕らは逆転できると信じている」と明言。アレクシス・サンチェスも「僕らは逆転するよう、トライしなければならない。それがとても難しいと分かっていても」と力を込めた。


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