[9.17 欧州CLグループリーグ第1節 ガラタサライ1-6レアル・マドリー]

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は17日、各地でグループリーグ第1節1日目を行い、B組ではレアル・マドリー(スペイン)が敵地でガラタサライ(トルコ)と対戦し、FWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックなどで6-1と大勝した。

　ガラタサライは前半3分、MFフェリペ・メロがエリア外から強烈な右足ミドルを放つが、GKイケル・カシージャスが鋭い反応で弾き出す。待望の今季公式戦初先発を果たしたレアルの背番号1だったが、前半11分にDFセルヒオ・ラモスとの接触で左脇腹付近を負傷。一度はテーピンクを巻いてプレーを続行したが、前半15分にGKディエゴ・ロペスとの交代を余儀なくされた。

　ガラタサライは前半30分、左CKからフェリペ・メロがヘディングシュートを放つが、ディエゴ・ロペスがセーブ。緊急出場にも落ち着いたセービングを見せると、レアルは前半33分、MFアンヘル・ディ・マリアのロングフィードに反応したMFイスコがワントラップから右足を振り抜き、先制点を奪った。

　前半終了間際にはガラタサライにもアクシデントが発生。FWディディエ・ドログバがDFペペからファウルを受けた際に左肩付近を痛め、治療のためピッチを離れた。結局、ドログバはハーフタイムに交代。エースを欠いたガラタサライに対し、後半はレアルが一方的に攻め立てる展開となった。

　後半9分、ディ・マリアの縦パスからFWカリム・ベンゼマがゴール前に抜け出す。GKとの1対1から難なく右足でゴールに流し込み、追加点を奪った。同18分にはディ・マリアの突破からクロスをイスコが頭で折り返し、FWクリスティアーノ・ロナウドが左足で蹴り込む。3-0とリードを広げ、同19分にイスコに代わってMFガレス・ベイルがピッチに入った。

　リーガデビューとなった14日のビジャレアル戦に続いて右サイドに入ったベイルは直後の後半21分、右サイドのFKから左足でゴール前にクロスを上げると、セルヒオ・ラモスがヘディングシュート。GKが弾いたボールをC・ロナウドが右足で押し込み、4-0と突き放した。後半36分にはベイルのスルーパスに抜け出したC・ロナウドが左サイドから折り返し、ベンゼマが右足で流し込むダメ押しゴール。後半39分に1点を返されたが、後半アディショナルタイムにはC・ロナウドが個人技から左足を振り抜き、ハットトリックを達成。2018年までの新契約にサインしたCR7が自らの契約延長を祝う3ゴールで大勝劇に花を添えた。

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