beacon

[CL]退場処分のクロップ「笑うしかないことが起きた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.18 欧州CLグループリーグ第1節 ナポリ2-1ドルトムント]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は18日、各地でグループリーグ第1節2日目を行った。F組では昨季準優勝のドルトムント(ドイツ)がナポリ(イタリア)に1-2で敗れ、敗戦を喫した。ユルゲン・クロップ監督の退席処分に始まり、DFマッツ・フンメルスの負傷交代。そして、GKロマン・バイデンフェラーの退場と相次ぐアクシデントに見舞われての黒星となった。

 試合後、クロップ監督は「あまりにも笑うしかないことが起きてしまった」と落胆した。事の始まりは0-0で迎えた前半29分、負傷でピッチ外にいたDFネベン・スボティッチを戻そうとするも審判に止められた。この時点でクロップ監督は抗議していたが、直後にナポリがCKを獲得すると、ここでスボティッチの投入が許可された。

 しかし素早いリスタートとなり、スボティッチはポジションに間に合わず。ショートコーナーからMFカミロ・スニガの左クロスにスボティッチがマークするはずだったFWゴンサロ・イグアインが頭で合わせ、ナポリが先制した。この判定に激怒したクロップは凄まじい形相で第4の審判員に詰め寄り、退場となってしまった。

「まずは自分の退席処分から全ては始まった。実に馬鹿げたことをしてしまったよ」。大きく肩を落としたクロップ。クラブのラウバル会長は「3つの不幸な場面があったよ。ただそんなに我々は悪かった訳ではないさ」とチームをかばった。10月1日に行われる第2節でドルトムントはマルセイユと戦う。


▼関連リンク
欧州CL13-14特集

TOP