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[CL]ベニテス:「PKが試合を変えた」

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ドルトムントに敗北もポジティブさを失わず

 ナポリは26日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第5節でボルシア・ドルトムントと対戦し、敵地で1-3と敗れた。ラファエル・ベニテス監督は、PKによるドルトムントの先制点が勝負を分けたと話している。

 10分にDFフェデリコ・フェルナンデスのファウルで与えたPKを決められ、早い時間帯にビハインドを背負ったナポリ。FWゴンサロ・イグアインが同点とするチャンスを決められず、60分に2点目を奪われたナポリは、FWロレンツォ・インシーニェが1点を返したものの、78分に3点目を決められて万事休す。勝ち点でドルトムントに並ばれた。

 最終節でアーセナルと対戦するナポリは、3点差以上で勝利を収めるか、ドルトムントがすでに敗退しているマルセイユを相手に勝ち点を落とさなければ、決勝トーナメントに進むことができない。ベニテス監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「PKが試合を変えた。欧州最強のチームの一つを相手に、我々は素晴らしい試合をしたよ。10分で失点しては、簡単ではない。チームは気迫を見せた。素晴らしいチームを相手に、ハイレベルでインテンシティーのある試合をしたよ」

「同点のチャンスを逃して、我々は2点目を奪われた。あれでさらに難しくなったね。素晴らしいパフォーマンスだったのは良いことだ。ガッツや勝利への意欲があった。選手たちは素晴らしい仕事をしたと言わなければいけない」

 厳しい状況に追い込まれたナポリだが、ベニテス監督はポジティブにならなければいけないと話している。

「ポジティブでいなければならない。チームは成長している。今日の試合で見せたレベルは、今後のリーグ戦を見据える上でも満足できるものだった」

「違いとなったのは、彼らには何年も前から仕事をしている、とてもうまくやってきた指揮官がいるということだ。ドルトムントは強くてスピードがあるチームだよ。だが、我々が勝利への意欲を見せたことは確かだ」


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