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[CL]チェルシーは逆転負けで敗退…モウリーニョ「できることはやり尽くした」

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[4.30 欧州CL準決勝第2戦 チェルシー1-3A・マドリー]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は4月30日、準決勝第2戦を行った。チェルシー(イングランド)はホームでアトレティコ・マドリーと対戦し、1-3で敗れた。2戦合計で1-3とすると準決勝で敗退した。

 試合後、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は「敗退に失望しているが、選手たちのことは誇りに思う。むしろこう言っておきたい。自分たちにできることはやり尽くした」とコメントした。FWフェルナンド・トーレスのゴールで先制するも、その後に3失点しての逆転負け。決勝進出を逃したことを嘆きながらも、自チームの選手たちを称えた。

「PKを与える瞬間まで、相手の方が優れているとは思っていなかった。我々は試合もうまくコントロールできていたが、アトレティコのGKにDFジョン・テリーの決定的なヘディングシュートを止められ、その後にPKを与えてしまうという勝負を分ける時間帯に入った。それまでの間、ピッチ上で自信を持ってプレーできていたのは1チームだけだった」

「その後(アトレティコの2点目が決まったあと)も1チームだけが士気を落とさなかった。あと30分残っており、試合の主導権を握っていたからね。試合は60分まで我々のものだったが、準決勝や重要な試合はディテールで勝負が決まる。その極めて重要なディテールがこれだった」

 今月24日に行われる決勝戦はレアル・マドリーとA・マドリーのマドリード・ダービーとなった。A・マドリーについて、「彼らは極めて素晴らしいチームであり、スペイン・リーガでも見事な成績を残している。まさに本物のチームだ」と話したモウリーニョ監督は「R・マドリーがバイエルンを倒せたのは、マドリーの方が優れていたからだ。アトレティコがチェルシーを倒せたのは、決定的な瞬間で相手よりも優れていたからだ。勝ち上がった2チームには決勝を楽しんでもらいたい。きっと偉大なチャンピオンが誕生するはずだ」とファイナル進出の2チームへエールを送った。


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