UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)で40年ぶりとなる決勝進出を果たしたアトレティコ・マドリーのFWジエゴ・コスタが自身の移籍について語った。

　この日の試合でA・マドリーはチェルシーに3-1で勝利。2戦合計3-1でリスボンで行われる決勝への進出を決めた。逆転弾のPKを決め、ファイナル進出へ貢献したジエゴ・コスタだが、ガゼッタ紙によると試合後に「僕がチェルシーに移籍?今後どうなるかは、様子を見てみよう。僕はアトレティコでうまくやっている。オファーがあるのはわかっているよ。でも、検討する時間はある。シーズンが終わってから考えることにしよう。今は目標達成だけに集中している」と語ったという。

　また、ジエゴ・コスタは「試合が進むにつれて、僕らは勝ち続け、ますます決勝へ進めると信じていけるようになった。レアルとは素晴らしいファイナルになるだろう。僕らはそれぞれ素晴らしいチームだ。良いプレーができるように願っている」と決勝へ向けて意気込んだ。

　なお、試合後の会見でチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は「来季は今季以上に充実したシーズンになるだろう。それが我々の目標であり、全員の目標だ。うちの若手も成長を見込めるし、チームをさらに強くする選手を数人獲得したい。来季の更なる進化を目指す」とコメントしている。

　この"チームをさらに強くする選手"のなかにジエゴ・コスタが加わることになるのか。今夏の移籍市場ではジエゴ・コスタの去就に注目が集まりそうだ。

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