[CL]アザールPK失敗のチェルシーはマリボルとドロー
[11.5 欧州CLグループリーグ第4節 マリボル 1-1 チェルシー]
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は5日、各地でグループリーグ第4節2日目を行い、グループGの首位に立つチェルシー(イングランド)は、敵地でマリボル(スロベニア)と対戦した。勝てばグループリーグ突破を決められる可能性のあったチェルシーだが、1-1の引き分けで試合は終了。マリボルがホーム無敗を維持した。
第3節での対戦時は6-0と大差をつけたチェルシーは、この日も序盤から主導権を握る。前半8分には左サイドからMFセスク・ファブレガスがクロスを入れると、DFクルト・ズマがヘッドで合わせたが、左に外れて行く。
11分にも先発出場のFWディディエ・ドログバがMFエデン・アザールとの連係で守備を崩し、ドログバがシュートを放つ。DFに当たったボールは枠を捉えたが、GKハンダノビッチがしっかりと対応した。
チェルシーは、前半14分にはピンチを迎える。FWタバレスがドリブルでボールを運び、パスを受けたFWルカ・ザホビッチが落とす。これをMFアギム・イブライミがシュートしたが、ゴール前のズマにブロックされた。序盤は攻勢だったチェルシーだが、徐々にチャンスの回数は少なくなる。前半42分にアザールが個人技で対面するDFを抜き、左足でミドルシュートを放ったが、これもGKハンダノビッチに止められて、0-0で前半を終えた。
後半の開始と同時にジョゼ・モウリーニョ監督は、MFウィリアンとMFアンドレ・シュールレをベンチに下げ、FWジエゴ・コスタとMFオスカルをピッチに送り出す。しかし、後半5分、先にゴールを挙げたのはマリボルだった。左サイドからのクロスをズマがヘッドでクリアーしたボールを、イブライミが拾って左足でシュートする。鮮やかな弧を描いたボールがゴールに決まり、マルボリがチェルシーから初ゴールを挙げた。
後半11分、モウリーニョ監督は早くも交代枠を使い切る。失点シーンで寄せの甘かったDFフィリペ・ルイスに代えて、MFラミレスを起用する。3バックに布陣を変更したが、なかなか機能しない。15分には再び左サイドからクロスを入れられ、ゴール前でフリーになっていたザホビッチが決定機を得たが、シュートミスに助けられた。
動きの重いチェルシーは、後半20分頃にはラミレスを右SBにした4バックに戻す。ジエゴ・コスタの突破や、CKからドログバのシュートなど、少しずつ攻撃が機能し始めると、後半28分、マルボリの選手交代直後のCKでMFネマニャ・マティッチが同点ゴールを決める。同31分にもオスカルのパスを受けたアザールが決定機を得たが、シュートはGKハンダノビッチに止められた。
後半33分にもパスミスを拾ったアザールが、ドリブルでボールを運び、クロスを入れる。これをジエゴ・コスタがシュートしたがGKハンダノビッチに阻まれる。同34分にはセスクの折り返しをジエゴ・コスタがゴールに流し込んだが、セスクがオフサイドポジションでボールを受けたとされて、得点は認められない。
後半40分には、アザールがPA内で倒されてPKを獲得する。しかし、アザールのシュートもハンダノビッチに止められて得点できず。21本のシュートを放ったチェルシーだったが、決勝点を挙げることはできずに、このまま1-1で試合は終了。2位のシャルケ(ドイツ)がS・リスボン(ポルトガル)に敗れたこともあり、グループGの2位争いは混沌としている。
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第3節での対戦時は6-0と大差をつけたチェルシーは、この日も序盤から主導権を握る。前半8分には左サイドからMFセスク・ファブレガスがクロスを入れると、DFクルト・ズマがヘッドで合わせたが、左に外れて行く。
11分にも先発出場のFWディディエ・ドログバがMFエデン・アザールとの連係で守備を崩し、ドログバがシュートを放つ。DFに当たったボールは枠を捉えたが、GKハンダノビッチがしっかりと対応した。
チェルシーは、前半14分にはピンチを迎える。FWタバレスがドリブルでボールを運び、パスを受けたFWルカ・ザホビッチが落とす。これをMFアギム・イブライミがシュートしたが、ゴール前のズマにブロックされた。序盤は攻勢だったチェルシーだが、徐々にチャンスの回数は少なくなる。前半42分にアザールが個人技で対面するDFを抜き、左足でミドルシュートを放ったが、これもGKハンダノビッチに止められて、0-0で前半を終えた。
後半の開始と同時にジョゼ・モウリーニョ監督は、MFウィリアンとMFアンドレ・シュールレをベンチに下げ、FWジエゴ・コスタとMFオスカルをピッチに送り出す。しかし、後半5分、先にゴールを挙げたのはマリボルだった。左サイドからのクロスをズマがヘッドでクリアーしたボールを、イブライミが拾って左足でシュートする。鮮やかな弧を描いたボールがゴールに決まり、マルボリがチェルシーから初ゴールを挙げた。
後半11分、モウリーニョ監督は早くも交代枠を使い切る。失点シーンで寄せの甘かったDFフィリペ・ルイスに代えて、MFラミレスを起用する。3バックに布陣を変更したが、なかなか機能しない。15分には再び左サイドからクロスを入れられ、ゴール前でフリーになっていたザホビッチが決定機を得たが、シュートミスに助けられた。
動きの重いチェルシーは、後半20分頃にはラミレスを右SBにした4バックに戻す。ジエゴ・コスタの突破や、CKからドログバのシュートなど、少しずつ攻撃が機能し始めると、後半28分、マルボリの選手交代直後のCKでMFネマニャ・マティッチが同点ゴールを決める。同31分にもオスカルのパスを受けたアザールが決定機を得たが、シュートはGKハンダノビッチに止められた。
後半33分にもパスミスを拾ったアザールが、ドリブルでボールを運び、クロスを入れる。これをジエゴ・コスタがシュートしたがGKハンダノビッチに阻まれる。同34分にはセスクの折り返しをジエゴ・コスタがゴールに流し込んだが、セスクがオフサイドポジションでボールを受けたとされて、得点は認められない。
後半40分には、アザールがPA内で倒されてPKを獲得する。しかし、アザールのシュートもハンダノビッチに止められて得点できず。21本のシュートを放ったチェルシーだったが、決勝点を挙げることはできずに、このまま1-1で試合は終了。2位のシャルケ(ドイツ)がS・リスボン(ポルトガル)に敗れたこともあり、グループGの2位争いは混沌としている。
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