beacon

[CL]3冠目指すL・エンリケ 「これがキャリア最大の挑戦でないことを願う」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 バルセロナのルイス・エンリケ監督が5日、ユベントスとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝を前に前日会見に臨んだ。自身のキャリアにとって最も重要な試合ではないことを願うと述べている。

 FWリオネル・メッシをはじめとする強力攻撃陣を擁し、下馬評で有利と言われているバルセロナ。L・エンリケ監督は、ユベントスが守備的な戦いを仕掛けてこないとみているようだ。『マルカ』や『アス』などスペインの複数メディアがコメントを伝えた。

「我々はとても向上してきた。チームは3冠達成で歴史をつくるところに来ている。中盤がキーポイントの一つだ。ただ、我々はボールを持ち、自分たちのスタイルで戦うところから始める」

「私は相手よりもポゼッションを保ちたい。相手陣内で良いプレーをしたいと思っている。ただ、困難があることは間違いないだろう。スタイルのバトルにはならないと思っている。ユーベもボールを持つことを必要とするからだ。彼らにはそのための力もある。だからこそ、我々同様に3冠を達成できるところまできたんだ」

 MFアンドレス・イニエスタのコンディションについて、「4日にチーム練習に戻っている。様子を見よう」と述べたL・エンリケ監督は、メッシへの期待について問われると、チーム全体の貢献が重要だと強調した。

「我々の選手たちが注目されるのは分かっている。何よりレオという世界最高の選手がいるからね。だが、我々はチームとして団結し、ここまで来た。このチームの全員が必要なんだ。私はチーム全体がベストを発揮できるように願っている」

 周囲の盛り上がりを喜びつつも、L・エンリケ監督は冷静を保っている。

「ファンが高揚感に包まれているのはうれしいが、我々は最大限のプロ意識で試合に臨む。私はいつもと同じように冷静を保ち、試合を待っているよ。これがキャリアで最も重要な挑戦か? いや、そういう試合がこれからも訪れることを願っている」

●欧州CL14-15特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP