ユベントスは30日のチャンピオンズリーグ(CL)でセビージャと対戦する。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は前日会見で、グループステージ突破に向けた決定的な一戦であり、ベスト16に進出するのは義務だと述べた。

　セリエA開幕から6試合で1勝の15位と不振のユーベ。だが、CLでは開幕戦でマンチェスター・シティを敵地で沈め、白星スタートを切っている。

　同じく国内で苦戦中のセビージャを本拠地ユベントス・スタジアムに迎える一戦を前に、昨季のファイナリストであるアッレグリ監督は次のように述べている。イタリアメディアが伝えた。

「決勝トーナメント進出のために、決定的とも言える一戦だ。グループステージを突破するのは、我々にとって義務となる。今年も決勝?　ファイナルにたどり着ければ、素晴らしい目標達成だ。我々が目指すのは、常に決勝トーナメントに進み、コンスタントにベスト8に入って、そこから勝負することだよ」

　開幕からの不振については、次のように述べている。

「代表戦やマーケット、負傷などがあり、一緒に仕事できるようになったのは9月10日だった。我々には重要なクオリティーがある。だが、悔いていても何の役にも立たない。我々の道のりは難しいものになっている。ケガもあった。新しい選手が10人いるしね。我々に必要なのは、2つのシステムを学び、ローテーションに慣れることだ」

　主力が退団した今季のユーベで期待されていたのが、背番号10を選んだMFポール・ポグバだ。リーダーとしての活躍ができていないとされるポグバだが、アッレグリ監督はこう語った。

「6試合で評価はできない。ポグバは22歳だ。とても素晴らしいポテンシャルを持っているが、今はそれを最大限に発揮できていない。だが、彼に(ジャンルイジ・)ブッフォンのような選手の経験を求めることはできないんだ。年齢の問題だよ。彼のことは、そっとしておくべきだ」

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