アーセナルFWセオ・ウォルコットは、バイエルンに勝利を収めたチームが自信を強めているとして、今後の戦いへの意気込みを見せている。

　20日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループF第3節の試合で、アーセナルはホームでバイエルンと対戦。後半にFWオリビエ・ジルのゴールで先制すると、アディショナルタイムにもMFメスト・エジルが2点目を追加して見事強敵を下した。

　国内でもマンチェスター・ユナイテッドに3-0の快勝を収めるなど、チームの調子は上向いている。現在のチームの雰囲気について語ったウォルコットのコメントをイギリスメディアが伝えた。

「CLでは最高の相手と戦うものだ。バイエルンはトップ中のトップクラスのチームだけど、僕らも自分たちの力を見せることができたよ。今はチームが自信を高められているのが見て取れると思う。結果がそれを示している」

「このまま続けられればどこまで行けるかは分からないけど、今の僕らは本当に強く見えるよ。リーグでも素晴らしい戦いができている。CLの前の2試合はあまり良くなかったけど、今は自信が高まっていて、僕らを少し警戒し始めているチームが多いと思う」

　だが、CLで開幕2連敗を喫していたアーセナルは、バイエルンを破ってやっと勝ち点3。決勝トーナメント進出に向けた状況はまだ決して楽観視できるものではない。

「この結果が一度だけのものになってしまってはダメだ。まだやるべきことは多いけど、あまり先を見すぎてはいないよ。今はプレミアリーグに集中しているからね」

「(CLの次の試合は)まだかなり先のことで、その前にいくつも試合がある。でも、今はまたどんな相手でも倒せると信じられるようになっているよ。バイエルンを倒せるなら、どんな相手でも倒せるはずだ」

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