[11.4 欧州CLグループリーグ第4節 バルセロナ 3-0 BATE]

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は4日、グループリーグ第4節2日目を行い、E組ではバルセロナ(スペイン)とBATE(ベラルーシ)が対戦し、ホームのバルセロナが3-0の完封勝利を収めた。他会場の結果により、バルセロナの決勝トーナメント進出は次節以降にお預けとなったが、無敗での首位をキープしている。

　序盤からバルセロナが主導権を握って試合を進めるが、BATEの粘り強い対応に遭ってなかなか決定機を創出することができない。前半17分にはBATEがFKの好機を迎えると、MFイゴール・スタセビッチが直接狙った鋭いシュートがゴールマウスを捉えたもののGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに弾き出されてしまった。

　前半20分、バルセロナはMFイバン・ラキティッチが負傷するアクシデントが発生し、FWムニル・エル・ハダディとの交代を余儀なくされた。しかし同30分、FWルイス・スアレスとのパス交換でPA内に進入したムニルがDFフィリプ・ムラデノビッチのファウルを誘ってPKを獲得。これをFWネイマールがきっちり決めてバルセロナが先制に成功した。

　1-0とバルセロナがリードを奪ったまま後半を迎えると、後半5分にバルセロナが好機を創出する。ネイマールの蹴り出したCKをMFセルヒオ・ブスケツがすらしてゴール前のスアレスが狙うが、GKセルゲイ・チェルニクにストップされてしまった。しかし同15分にカウンターを発動させると、左サイドから切れ込んだネイマールのラストパスを、スアレスが巧みなボールタッチでシュートまで持ち込んでネットを揺らし、リードを2点差に広げた。

　2点のリードを奪われたBATEは後半16分、かつてバルセロナに所属していたMFアレクサンドル・フレブを投入。しかし、バルセロナペースは変わらず、同22分には右サイドのムニルが送ったクロスの流れからネイマールが左足シュートを放つが、距離を詰めたチェルニクに阻まれて追加点とはいかなかった。

　だが後半38分、またもやカウンターからバルセロナがゴールを陥れる。MFセルジ・ロベルトのパスからスアレスが右サイドを抜け出すと、スアレスが送ったグラウンダーのクロスをネイマールが押し込み、バルセロナが3-0の快勝を収めた。

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